雑誌東京グラフィティ×青森の学生 県民の「声」を届ける


こんさんボイス青森県の学生が取材した企画が掲載されている東京グラフィティ12月号が、現在全国各書店で発売されている。本誌は、10代から20代の若者を中心に支持を集める「一般人参加型」の全国紙であり、毎号1000人もの一般の方が掲載される。キーワードは『等身大・リアル・親近感・共感』。

その中の4ページを使い、全3回にわたって青森県の魅力を内外に発信しようというのが本試みだ。

 

これはAOMORI Media Laboという県庁の事業の中の一つであり、県内外の大学生を含む若者に青森県で暮らすことの魅力を具体的に感じてもらうことを目的とした情報発信の取り組みである。映像コース、webコース、紙媒体コースに分かれ、それぞれの媒体で青森の魅力の発信を目指す。

紙媒体コースでは、一般の方にテーマに沿った言葉をホワイトボードに書いてもらい、スナップを撮影するという東京グラフィティの看板企画「voice」を中心に学生は取材を行ってきた。テーマは「あなたが思う、青森の魅力は?」。弘前大学人文学部1年の森美貴さん(黒石市出身)は県内の各所で取材を重ねていく中で「自分にとって当たり前のことでも他県の人にとっては魅力になるということに気づいて、驚いた。色んな人に聞いていく、改めて青森の魅力に気付いていった。知らないなんてもったいないと思うし、県内外のいろんな人に知ってほしい。」と話している。

今回学生の指導にあたった東京グラフィティ編集部の中本遥河さんは「青森に来る前と来た後では、印象が全然違う。東京に負けないくらい〝なんだか面白そうな人〟が多いと感じたし、人生初の青森だったが今回の取材だけでは載せきれないくらいたくさんの魅力を感じることができた。もっと青森で色々なこと、やりたいです。」と話している。

 

東京グラフィティ×青森県のページは、小冊子「青森グラフィティ」になり、今年度の青森県内全ての成人式で新成人に配られることとなる。

コラボ企画の掲載された東京グラフィティは、12月号から全3回にわたって発売される。次号の発売日は3月23日だ。定価は480円。青森県民のリアルな声が詰まった本雑誌を、是非手に取ってみてはいかがだろうか。

atarasi

 

[左から東京グラフィティ12月号、1月号、小冊子青森グラフィティ]