弘南鉄道がプロ野球一軍戦を盛り上げる


青森県内では実に29年ぶりにプロ野球一軍公式戦が今年628日に弘前市運動公園はるか夢球場にて開催される。東北地方唯一のプロ野球球団である東北楽天ゴールデンイーグルスVS.オリックス・バファローズとあって青森県内はもとより弘前市内でも盛り上がりを見せている。

開催場所の弘前市運動公園はるか夢球場の最寄りの交通機関である弘南鉄道では、弘前・平賀・黒石駅弘南鉄道駅職員および運転士が東北楽天ゴールデンイーグルスのレプリカのユニフォームを試合当日まで着用して業務にあたり開催を盛り上げている。

弘南鉄道弘前駅職員の方にお話を伺った。普段着用している制服からレプリカのユニフォームして弘南鉄道を利用されるお客や街の方々の反応について、「最初は驚かれたが、お客と職員の間で試合についての会話も生まれ一体感が出てきた。」さらに、「ユニフォーム姿を似合っていると言われてとてもうれしい。着ていることで応援している気持ちが強くなる。」と、明るく楽しそうに答えてくれた。

弘南鉄道を日頃利用する50代女性にもお話を伺った。制服からレプリカのユニフォームにして駅職員が業務していることについて、「盛り上げるものとしてはとても良いと思う。駅が明るくなった気がする。」と、好評な答えであった。さらに、試合の開催について、「私は試合には行かないが、地元青森で開催されることを誇りに思う。盛り上がった試合になってくれたらうれしい。」と、来週に迫った試合への期待も大きい。

弘南鉄道・弘南バスでは、試合当日の野球観戦用として共通の往復乗車券を発売している。また、弘南鉄道では増結・増便を予定している。詳しくは弘南鉄道株式会社のホームページをチェックしてほしい。