弘前市を中心に活動する弘前サクラオーバルズについて紹介したいと思う。現在弘前サクラオーバルズでは70人を超えるラガーマンが活躍する。発足から確実にメンバーを増やしていき、現在では県内トップクラスの規模のラグビークラブとなっている。ラグビーを心の底から楽しみ、ラグビーを通して人として成長できる環境がそこにはあった。そんなラグビークラブ弘前サクラオーバルズの魅力とは何か?
最も大きな魅力は「自由さ」にあったと思う。園児や小学生がプレーする、スクールでは「自由さ」が目に見えて伝わってきた。そこにはラグビーボールを必死に追いかける子もいれば、地面に座り込み草をいじる子もいた。しかし、コーチやスタッフは草をいじる子を注意したりは決してしない。「自由さ」を尊重しているからこそだ。なぜここまで「自由さ」を尊重するのか?それは一つの目標で同質化しないという考えが念頭に置かれているからだ。強制することでラグビーを嫌いになられることが最も避けるべきことだという。やりたいときにやればいい、そんな「自由さ」があった。
「自由さ」を持っていたのは、子供たちだけではない。保護者も同様に自由だった。活動を日陰から見守る、活動にコーチとして参加する、活動のサポーターとして水分補給を手伝うなど自由に行動していた。コーチやサポーターは強制されてやっているのではなく、自主的にやっているという。保護者からは親子の交流の機会にしているという声も聞こえてきた。チームの運営陣は、保護者の自由参加をいい状態として捉えていた。チーム運営陣は、自由にどんどん意見を出してくれ!ラグビー経験者だけの運営はだめなんだ!という姿勢を貫いていた。この姿勢こそがチームにある多様性に対応することが出来る要因といえるだろう。またチームの運営陣と保護者の間でニックネームで呼び合うなど仲の良さを感じると共にそこでも「自由さ」が垣間見えた。
今回は「自由さ」に絞ったが、他にも多くの魅力を、たった一度の活動から感じた。多くの人がラグビーに持つ痛い、怖いというイメージとは全く対極の楽しい、面白いというイメージを持たされた。様々な学校の知らない者どうしで楽しめる、最高なコミュニティであると、運営陣そして保護者は口を揃えて言った。
弘前サクラオーバルズは、弘前市を中心に様々な場所で活動をしている。興味を持った人がいたらぜひホームページから問い合わせをして、まずは行ってみるところから始めてほしい。多くの最高の経験を得られるだろう。
[特定非営利活動法人弘前サクラオーバルズ]
住所:青森県弘前市大字神田5-4-5(株式会社青南商事内)
連絡先:Tel.0172-31-6699
お問い合わせフォームはホームページから
ホームページ:https://hirosaki-sakura-ovals.com/