知る人ぞ知る隠れ家的喫茶~カフェ・ホートン~

知る人ぞ知る隠れ家的喫茶~カフェ・ホートン~

私は今回、路地にひっそりとたたずむレトロチックな喫茶店、「カフェ・ホートン」に取材をさせていただいた。

現在の店主、須藤清江さんの祖母が1972年に始めた喫茶店「愚羅馬亭(ぐらまてい)」を12年前に改装して今のカフェとなった。そのため、店内は少し薄暗く、薪ストーブや古い壁がけ時計などが置いてあり、とても雰囲気があった。カフェ周辺には住宅が立ち並び、細い路地にあることから、中国語で「自動車が通れないような細い道」の意味を指す「ホートン(洞胡)」をこの店の名前に決めたそうだ。駅周辺の地域などが栄えていることもあり、ちょっとした隠れ家的な落ち着いた雰囲気のカフェは居心地がすごく良かった。

この喫茶店ではもともと、須藤さんの飼い猫たちとカフェ内で触れ合えることで有名であったが、保健所からの指導があり、現在では会えないそう。今でも猫を求めてくるお客様は多いそうで、カフェには須藤さんの猫たちの写真が載っている雑誌が置いてあった。

 

そんな雰囲気の良いカフェのメニューでは様々なコーヒーや紅茶が楽しめるが、その中でも店主自家製のケーキと自家製プリンがついてくる手作りケーキセットがとても好評だそうだ。通常は3種類(レアチーズ、パンプキン、バナナケーキ)だそうだが、今回私は、秋季限定のさつまいもケーキを今回頂いた。

筆者は甘いものがそこまで得意ではないが、甘さ控えめのミルクがかかった、しっとりとしてさつまいも本来の甘みが感じられるケーキは、とても紅茶にマッチしており、最後まで美味しくいただいた。また、可愛らしい小さなカップに入ったプリンは市販のものよりも想像以上になめらかでとても美味しかった。なんとこのプリンは単品でも1つ100円で販売しており、かなり人気だそうだ。付け合わせのレーズンも美味しいと思って食べていたところ、「それは自家製じゃないからね(笑)」とお茶目ぶりを見せる店主に終始和やかな雰囲気でお話が出来た。

 

飲食店と言えば、つい最近弘前で唐突に発令された、コロナウイルスの影響による休業要請で店が休業に追い込まれたそうだ。しかし、休業が解けてからは常連さんたちがいつも通り来店し、またすぐに穏やかな日常に戻ったそうだ。

取材中にも常連さんたちが来店し、地元の話を楽しく聞かせていただいた。単に食事を楽しむレストランやファミレスとは違い、落ち着いた空間の中でゆっくりと話をしながら過ごせる喫茶店も良いものだなと感じた。

あなたも忙しない日々を忘れて、美味しいケーキを楽しみながらゆっくりしてみてはいかがだろうか。

 

カフェ・ホートン

住所:弘前市御幸町5-9

TEL:0172-33-7840

定休日:水曜日

営業時間:13時〜21時(ラストオーダー20時半)

(コロナの影響により営業時間が変更になっているときもあるので注意)

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