「はいみんなどんだんず~」
このセリフは、
バーチャル青森県弘前市出身のVTuber(ブイチューバー)、
津軽ねぷこの挨拶である。
日本では現在、数え切れないほどのVTuberが存在する。
VTuberとは、YouTube上で2Dや3Dなどの
架空のキャラクターを用いて活動を行う人のことで、
「バーチャルユーチューバー」と呼ばれることもある。
今回はそんなVTuberの中でも、津軽に強い情熱を注ぐVTuber、
津軽ねぷこについて紹介する。
津軽ねぷこは、2020年12月現在チャンネル登録者数9000人を超えるVTuberであり、
主に津軽に関する動画や、ゲーム実況、生配信などを津軽弁なまりで投稿している。
そして彼女は、バーチャルの弘前市出身の一人として、
『津軽過激派』の精神を胸に、VTuber活動に力を入れている。
『津軽過激派』…。一体どういう意味なのか。
私も弘前市出身であるが、そのような言葉は耳にしたことがない。
実は『津軽過激派』という言葉は、彼女の動画内では
「津軽を愛する心を持っている人」という意味で紹介されている。
さらにそのことについて彼女は、
「元々は津軽ねぷこをさす言葉だったが、
活動を続けるうちにファンネームになった。」
と話す。
このことから、彼女はVTuberの中でも津軽愛がかなり強く、
さらに彼女の視聴者も、津軽を強く愛していることが分かった。
また、動画を通して
どのようなメッセージを伝えたいか彼女に聞くと、
「VTuberを通して津軽弁を気軽に楽しみ、慣れ親しんでほしい。
そして、青森という地域の活性化、方言話者への差別撤廃に繋げていきたい。」
と話す。
私は彼女の熱い言葉を聞いて、青森や津軽の魅力を再確認できた。
これからももっと津軽を愛していきたいという気持ちになった。
さあみんなも今日から彼女の動画を観て、『津軽過激派』の仲間入りだ!!!
https://twitter.com/tsugaru_nepuko