弘前のカフェ併設サロン「draw&co」が2周年 サロンの他にメイクレッスンも


弘前のカフェ併設サロン「draw&co」

弘前郵便局近くにあるカフェ併設サロン「draw&co」(弘前市北瓦ヶ町、TEL0172-80-9098)が9月8日、オープン2周年を迎えた。

下山夫婦で店を営み、夫の浩二さんがサロン、妻の春香さんがカフェを担当する。トリートメント専門の「オージュアソムリエ」という資格を持つ浩二さんは1人ひとりに合わせて、イメージに沿ったヘアケアプログラムを一緒に考える。オープン後、svkヘアメイクスクールの生徒として、2019年4月から2020年3月までの間、月に1,2回東京に出向いてヘアメイクや撮影の技術を学んだ。これがきっかけとなり、オープン当初はヘア専門としてサロンを展開していたが、1人ひとりにメイクに関するアドバイスも始めるようになった。

カフェでは、大人数用のオードブルの販売を始めた。3~4人用は3000円、5~6人用は5000円で、オードブルの予算に合わせて作ることもできる。「お客様から『ひな祭りでオードブルを出したいが、スーパーで売っているオードブルはありきたりで飽きてしまった』と相談をいただいたことでオードブルをメニューにするきっかけになった」と春香さんは話す。オードブルの内容を定番化するのではなく、パーティー用やウェディング用、運動会用など目的や好みに合わせたオードブルを用意している。

「draw&co」オードブル

テイクアウトメニューの中でランチBOXオーダーも始めた。ホットドッグ(430円)や竹炭サンド(380円)、ベーグルサンド(380円)などの好きなパンにプラスでランチBOXセット(300円)をつけると、フルーツやサラダの入った栄養満点なカラフルボックスを楽しめる。定期的に新メニューが紹介されるが、「親しみやすい味付けと身体に優しいものを使うこと、綺麗な盛り付けを意識している。また、国産小麦のパンを使っているので、それに合う組み合わせを考えてメニューを考案している」と春香さん。

「draw&co」テイクアウトメニュー

ヘアだけでなく、メイク関連もサービス化するために「サロン内にメイクブースを作ることでメイクレッスンの教室を作る計画を立てている。自分に似合うメイクを自力でできるようになってもらい、クールやエレガントといった、なりたいテイストをコントロールできる技術を身につけてもらいたいという想いから、週1,2回程度のコース制をとるメイクレッスン教室に挑戦したい。現在準備中なので楽しみにしていてもらいたい。」と浩二さんは意気込む。春香さんは「クラフト展のような外で開催されるイベントでお店を出していきたい。また、サロンとカフェで別々のことをやっているが1つのお店で味わえるような空間をつくっていきたい」と笑顔を見せる。

「draw&co」メイクブース

サロンの営業時間は10時~20時、月曜定休。カフェは10時~16時で、日・月・祝日定休。(すべて税抜き)

「draw&co」 店内