青森県の新名物?!ご当地アイドルライスボール


 

私が今回紹介したい「ライスボール」とは、2015年11月に「近年の米価格低迷を受けて、農家のみなさんを少しでも応援したい。そして、“食”を通じた家族とのつながりをあらためて見直すこと」をコンセプトに結成された青森県のご当地アイドルグループである。青森県といえばりんごというイメージが強いかもしれないが、米の生産量も全国10位であり、「つがるロマン」や「まっしぐら」など独自のブランドも存在している。また、昨年青森県初の特A品種の米である「青天の霹靂」が誕生した。13312844_1038792392866941_6201357243885066712_n

現在「ライスボール」のメンバーは小学6年生から中学3年生のひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ、いっの5人。(上の写真では手前左から時計回りに、みぃ、ひぃ、ふぅ、いっ、よぉ)ひぃ、ふぅ、いっの3人がボーカルであり、みぃ、よぉの2人がダンサーをつとめている。5人全員が青森県津軽地方の出身であり、津軽弁という青森県津軽地方で話されている方言でのMCは、どこか可愛らしく、「ライスボール」というグループの大きな魅力の1つである。主な活動としては、青森県内で行われる様々なイベントでの歌やダンスなどのパフォーマンスの披露はもちろん、結成から毎年メンバー全員が田植えに取り組んでいる。昨年、今年と田植えに取り組んだというメンバーのみぃは「田植えレースが一番印象に残っている。メンバーのいっと田植えレースで競争したのが楽しかった。」と話していた。また、メンバーのよぉは「泥に足を取られて転んでしまったのが一番の思い出だ。直線上に稲を植えるのは難しいし、腰が痛くなった」と話していた。

 

13435399_1047629065316607_820960738282754302_n            田植えを楽しむメンバーのよぉ

 

 

13450976_1047629071983273_1786564421538357857_n            田植えを楽しむメンバーのみぃ

直近のイベントは2016年6月26日日曜日に行われる「ふじわんグランプリ」。このイベントは毎年1回青森県藤崎町にある、食彩ときわ館駐車場で行われる。町の特産品を活用して、地元の店舗がオリジナルの「ふじさきグルメ」を持ちより、販売し、その人気を競うイベントである。ライスボールはスペシャルイベントとしてりんご娘と共にパフォーマンスする予定だ。メンバーのふぅはこのイベントへ向けて、「イベントに来てくださった方々のひとりでも多くの人に青森のお米とライスボールというグループをPRしていきたい。」と話していた。また、メンバーのいっは「ライスボールとしては藤崎でライブをさせていただけるのは3回目なのですが、自分は藤崎でのライブは今回が初めてであり、ワクワクしている。」と話していた。

青森県には「りんご娘」や「アルプスおとめ」などのご当地アイドルが活動しているが、リーダーのひぃは「ライスボールは青森のお米をPRするグループなので、曲中にお米ダンスを取り入れたり、お米にちなんだ掛け声を取り入れたりしています。今後の目標は、去年りんご娘さんが優勝した愛踊祭の東北大会で優勝して、全国大会でも優勝することです。」と話していた。若さあふれる彼女たちの活躍をぜひ一度生でご覧になっていただきたい。

ライスボールオフィシャルFacebook

愛踊祭2016ライスボールパフォーマンス動画