弘前市で参加型のプロジェクションマッピング「わさもや」ライブイベント


タブレット端末の画面に絵を描くと「デジタル花火」として打ち上げられる タブレット端末の画面に絵を描くと「デジタル花火」として打ち上げられる

12月11日~13日、22日~24日に青森銀行記念館(弘前市元長町)正面で県内初の参加型“わさもや”プロジェクションマッピングイベントが行われる。

青森銀行記念館にプロジェクションマッピングが投影される 青森銀行記念館にプロジェクションマッピングが投影される

“わさもや”とは津軽弁で“私もやってみたい”“わたしも仲間に入れて”という意味で、みんなが参加したくなるようなイベントがテーマだ。通年観光と宿泊を伴う滞在型の観光を推進するために開かれた同イベント。当日は、弘前の歴史、自然をテーマに、桜やりんご、こぎん刺しの映像が青森銀行記念館に映し出される。弘前市観光政策課の平野家隆さんは「弘前の洋館を活用したコンテンツにしたい」と話す。

今回のイベントの目玉は、タブレット端末を利用して建物に花火を打ち上げるデジタル花火だ。専用のタブレット端末に描いた絵が青森銀行記念館に花火として映し出される。プロジェクションマッピングの映像を担当した「NHKアート」の國重静司さんは「展示型のプロジェクションマッピングではなく、空間をみんなで共有する弘前の参加型のイベントをつくりたい」と意気込みを見せる。

平野さんは「四季を感じる祭り以外にも弘前を楽しんでもらえるような様々なイベントを行っていきたい」とも。

開催日時は12月11日・22日・24日=18時15分〜。12月12日・13日・23日=18時〜。入場無料。会期中、市民中央広場付近の道路は21時まで車両通行止めとなる。

弘前市プロジェクションマッピング(弘前観光コンベンション協会HP)