8/1より開幕する「弘前ねぷたまつり」 ねぷた師からその魅力を紐解く

2016年7月2日

青森県弘前市では、毎年8/1~8/7までの間「弘前ねぷたまつり」が開催され、今年は1日から4日と7日は土手町を、5日と6日は弘前駅前をそれぞれのねぷたが練り歩く。DSC_0277

「弘前ねぷたまつり」では、町名や団体名が記された前灯籠や、子ども達が提灯のようにして持つ金魚ねぷたを先頭にして、扇型をした小さなねぷたから順に大きなねぷたを子どもと大人が一致団結して引く。そして太鼓と笛のお囃子にあわせて、「ヤーヤドー」と掛け声を張り上げて、弘前の町を練り歩いていく。今年は数十名を一グループとした82団体が参加予定であり、少しずつ祭りへの熱気が高まりつつある中、津軽藩ねぷた村の古川龍廣さんに、ねぷた制作者から見た「弘前ねぷたまつり」について伺った。DSC_0284

津軽藩ねぷた村の古川龍廣さん(左)と坂本羊子さん(右)

「ねぷたの制作は、主に六月後半から取りかかり、ねぷたの構成やデザインについて仲間と話し合います。また、ねぷたに光を当てたときにどのように見えるのかといったことに注目し、他のグループに負けないものを作ろうと情熱を持って取り組んでいます。」

古川さんにとって、ねぷたは幼い頃からずっと見てきた大変身近なもので、今では心の一部にもなり、明日への原動力となっているのだそう。

「弘前では冬が長く、夏が短いので、毎年この時期が待ち遠しいです。実際に自分達が制作したねぷたが町を練り歩いていく姿は、ねぷたを見に来たお客さんと制作者との一体感を強く感じ、感無量になります。」

最後に、初めて「弘前ねぷたまつり」を見に来る人にも祭りを楽しむことの出来るようなポイントについて伺った。

「ねぷたを引く元気な子ども達の姿や、回転しながら沿道すれすれを通るねぷたから前後の絵の違いやその迫力を見てほしいと思います。また、実際に弘前ねぷたまつりにお越しいただき、祭り独特の雰囲気や、哀愁を帯びた笛、心臓まで響く太鼓の音を肌で感じていただきたいと思います。」

今年の夏は、「弘前ねぷたまつり」で津軽の人々の熱い情熱を体で感じ取ってみてはいかがだろうか。

詳しい情報は下記の公式サイトへ    公益社団法人 弘前観光コンベンション協会 弘前ねぷたまつり